大口径レンズの欠点を払拭し、F1.4のレンズを標準レンズの地位に引き上げるきっかけとなったNikkor-S Auto 50mm F1.4です。外観は使用に伴うスレは少なく、光学系も非常に綺麗でカビ、くもりはなく、チリの混入もほとんど認められない良品です。距離環、絞り環の作動もスムーズです。図9、10はD40Xによる本品の開放F1.4、F8での実写例です。#ニコンの非Aiレンズはこちら#ニコンのフィルムカメラはこちら以下「ニッコール千夜一夜物語」の本レンズの解説の抜粋です。このレンズの描写をひとことで言えば、「標準レンズらしい」ということだろうか。どの絞りでも破綻がなく、均質で良好な画が楽しめる。第四十夜で紹介した5.8cm F1.4に比べると球面収差が大きく、開放でのセンターのコントラストはやや劣るが、画面中間から周辺のコマフレアーが激減している分、画面全体で見るとより引き締まったシャープな画像に感じられる。・・F2では、DXセンサーの画面サイズでも周辺にややコマフレアーが認められる。フレアーはF2.8に絞り込むとさらに減少し、F4まで絞り込むと概ね消え、画面全体に渡って極めて切れのある描写が得られるだろう。【お願い】発送はお支払い確認後の最初の土/日曜日となりますこと予めご承知おきください。不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
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